健康診断等で胃を検査するときは
バリウム検査が一般的な方法です。
バリウムで副作用が出た場合の
対策方法をまとめました。
7割の人が苦手なバリウム検査
35歳をすぎると健康診断の項目が増えて胃の検査項目が追加されます。
胃を検査するには主にバリウム検査と、胃カメラによる検査があります。
会社などの健康診断では特別な事情がなければバリウム検査になります。
しかし現在7割の人がバリウムは苦手だと答えているのが実情です。
これはどうしてなのでしょうか?
まずは前日から食事制限があり、検査当日の朝は何も食べられません。
バリウムは以前よりも苦い味が改善されましたが異物には変わりません。
牛乳瓶1本分(120cc)は飲む必要があるので量もかなりあります。
バリウム検査後には下剤を飲みます。
早い段階でバリウムを出しきらないと体の中で固まってしまいます。
バリウムが体内に残ると1日中腹痛で悩まされることになります。
飲むときも飲んだ後も辛い。
経験者ならばわかると思いますがバリウムが嫌われる原因はこれです。
とはいえ口からカメラを入れる胃カメラも体に大きな負担がかかります。
現時点ではこの2つ以外に効果的な胃の検査方法は出てきていません。
僕の父は今年78歳になりますがバリウム検査のあと体調を崩しました。
下剤を飲んでも便が出ずにバリウムが体内に固まってしまったのです。
1週間たっても状況が改善されなかったために病院を受診すると、
医者から2泊3日で入院するように言われて緊急入院をするはめに。
やっとのことで体内からバリウムを出し切りグッタリしていました。
バリウムを飲んだ後に便秘で腹痛になった場合はどうするべきか?
ここからは病院の先生から聞いた3つの対処方法をまとめていきます。
バリウムが出ない!便秘で腹痛になった場合の3つの対処方法
1、下剤の量を増やす
普段から便秘気味の方は予め多めに下剤をもらうようにします。
バリウムは体内でどんどん固まるので早く排出しなければなりません。
検査後2日目までが勝負です。
下剤は6時間間隔で飲めるものが多いので可能な限り飲みましょう。
腹痛の原因は体内のバリウムですのでこれを出しきってください。
2、水分を多く摂る
水分を多めに摂る事で腸内のバリウムが下へ流れやすくなります。
下剤の効果を高めることもできるのでこまめに水分を摂って下さい。
ただしアルコールは厳禁です。
アルコールはバリウムを固めてしまう恐れがあり逆効果になります。
お酒はバリウムを体内から出しきったあとに楽しむとよいでしょう。
3、腸を活性化させる
腸の働きを活性化させることでバリウムを早く体内から排出します。
接種するとよいものをご紹介します。
・マヨネーズ、オリーブオイル
⇒油の効果で腸管が滑りやすくなりバリウムの流れを速める効果がある。
・こんにゃく
⇒食物繊維は便秘に効果あり。
まとめ
★バリウムは早く出さないと体内で固まって腹痛になる。
★バリウムが体内から出ないと入院になる場合もある。
★下剤の量を増やす、水分補給、腸の活性化が対処方法。
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